4歳の娘は赤ちゃんの頃から敏感な子で、癇癪がひどくて少しのことで泣いたり、夜中も何回も泣いて起きてしまったりと、なかなか手のかかる子でした。
小さいころから絵本が好きで色々読んできましたが、特に娘の反応が良かったものを7冊ご紹介します。
あなたがだいすき
大切な人を想う気持ちが、あたたかいイラストと文章で伝わる絵本です。
どんなことがあってもあなたを守る、あなたの味方だよ、そして大好きだよ、という気持ちをまっすぐ子どもに伝えられます。
シンプルなので、子どもにも分かりやすいみたいで、これを読むととても満足そうな顔をします。
『あなた』の部分を子どもの名前に変えて読んでいますが、とても喜んで集中して聞いてくれています。
「登場する動物たちがとてもかわいらしく、優しいタッチで描かれていて、癒されます。」
「読み聞かせすると、もっともっと我が子がかわいくなります!」
「普段は照れくさくて言えないようなことも、この絵本を通して伝えることができて幸せです。」
口コミでも大好評です。
おかあさんがおかあさんになった日
あかあさんがはじめての赤ちゃんを生むまでの期待と不安、そして喜びを描いたロングセラー絵本です。
予定日を過ぎても赤ちゃんが生まれないので、入院するところから物語は始まります。
病院ではママたちがどう過ごすのか、陣痛がきて生まれる時はどんな感じなのか、とてもリアルに描かれています。
娘は、自分もこんな風に生まれてきたんだ、と何か感じたのか何回も連続で読んでとせがまれる一冊です。
出産のシーンは不思議そうに、でも興味を持って聞き入っていました。
「久しぶりに読んでいて泣きました。」
「生まれてきてくれた事への感謝の気持ちを思い出すことができました。」
「小学一年の娘に贈りました。赤ちゃんが大好きなので、とても喜んでいました。」
と、ママやお子さんの心に響くばかりか、
「胎教に購入しました。妊娠中の私自身も勇気づけられましたし、もし赤ちゃんがこの世に生を受けた時にも、あなたはこんな風にして生まれてきたのよ、と伝えてあげたいです。」
というプレママさんの前向きな口コミもありました!
ずーっとずっとだいすきだよ
犬のエルフィーとぼくの成長の物語です。
私が小さいときに母親が買ってくれ、何回も繰り返し読んでいました。
娘は動物を飼ったことはありませんが、なんとなく理解したようで何度もこれ読んでと持ってきます。
子どもにとっても大人にとっても心に響くものがあります。
「悲しい別れがあるものの、前を向いて歩いていく姿が印象的で、読んだ後も気持ちが暗くなるような本ではありません。」
「大切なものを大切にする真っ直ぐな気持ちにほっこりします。」
「動物との関わり方、気持ちを伝える大切さを学べました。」
ちょっとだけ
主人公のなっちゃんは、弟が生まれてお姉さんになりました。
お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子供の姿を、母親の深い愛情とともに描いています。
第二子を妊娠したタイミングで購入して娘に読んだところ、やはり寂しい思いをしていたのか、読み終わったころにはホッとしたような、穏やかな娘がいました。
最後のお母さんと同じように、抱っこしていいですか?と聞くと、とても嬉しそうに、いいですよと言ってくれます。
「我慢強い優しいお姉ちゃん。でもたまには甘えたい時も。改めて上の子が愛おしくなりました。」
「健気な主人公の女の子に親が感動します。」
「妊娠中、上の子(2歳)のために購入しました。これを読んだ後、少しお姉ちゃんになることを自覚できたみたいです。」
「2人目が生まれたので上の子を寝かしつける時に読み聞かせていますが、日に日に赤ちゃんをぎゅーっと抱きしめたりする行為が出てきました!」
私もそうでしたが、2人目以降の子を妊娠して上の子用に購入する方が圧倒的に多いようです。
親が読んでも、上の子にもっと思いやりを持たないとなと、考えさせられる絵本です。
おかあさんはね
全米のみならず世界中で共感を呼び、各国で翻訳されている、子どもの健やかな成長を願う終わりのない愛の絵本です。
娘の3歳の誕生日にプレゼントして読んであげると、嬉しそうな、満足そうな顔をしていました。
共感することがたくさん書いてあるので、私も読みながら涙が出てきてしまいます。
「読んでいるとあったかい気持ちになれます。」
「子ども(小学校低学年)の誕生日プレゼントであげました。お母さんはこの本と同じ気持ちだよ、と言って渡したら、泣いていました!本当に素敵な内容です。」
「絵本の世界観が最高です。一生持っておきたい一冊です。」
この本に出合えてよかったという声が多い絵本です。
だいすきだよ おつきさまにとどくほど
あなたは、この上なく大切な小さな宝物。親子の間に流れる、しあわせな愛情を胸いっぱいに伝えられる、おやすみ前の読み聞かせ本に最適な、アメリカのベストセラー絵本です。
中身は英語と日本語で書かれています。
優しい色合いで綺麗な絵なので、子どももじっくり見ていました。
寝る前に読んでいますが親子で穏やかな気持ちになることができます。
「絵もすごくキレイで、登場してくる動物もかわいいです。文章も短文で単純なので、年齢も幅広く読めます!」
「1歳の娘が毎日毎日何度も読んでと持ってきます。読んでいると、登場する子熊のようにすりついてきます。親子のスキンシップになる一冊です。」
という口コミが寄せられています。
あなたのすてきなところはね
ぷっくりしたほっぺた、ぷにゅっとした手や腕、いきいきした表情。春夏秋冬、季節は移りゆくけれど、わが子への愛はずっと変わらない。
子どもに伝えたい気持ちをぐっと、この一冊に詰め込んでいる、そんな一冊だと感じました。
こちらも、『あなた』の部分を子どもの名前に変えて読んでいますが、嬉しそうにしています。
「とっても心温まる絵本です!嬉しそうな笑顔を見せて聞いてくれます!」
「読み聞かせながら涙が出てきます。改めて子がすごく愛おしく感じる1冊です!」
など、口コミも大好評です。
さいごに
敏感な子、繊細な子におすすめの絵本を7冊ご紹介しました。
親子でくっついて絵本を一緒に読む時間は、子どもにとっても親にとっても穏やかで幸せな時間ですよね。
絵本を通して感性豊かな心を育んであげてください。
心に一度染み込んだ絵本の記憶は、時を経てもどこかで生き続けます。
迷ったときは、ぜひ絵本選びの参考にしてみてくださいね。